Part 13:留袖ドレスを購入するときの選び方|結婚式後も長く愛用できる一着を
「娘や息子の結婚式で留袖ドレスを着たいけれど、レンタルと購入のどちらがよいのでしょうか?」
留袖ドレスをお探しのお母様から、このようなご相談をいただくことがあります。
一度の結婚式で気軽に着用したい方には、レンタルが便利です。
一方で、
「せっかく気に入ったドレスなら、自分のものとして大切にしたい」
「結婚式のあとも、旅行やお食事会で着てみたい」
という方には、購入という選択があります。
今回は、留袖ドレスを購入するときに確認しておきたいポイントと、結婚式後も長く愛用できる一着の選び方をご紹介します。
留袖ドレスを購入するメリット
購入の大きな魅力は、気に入った留袖ドレスを、ご自身の一着として何度でも着られることです。
お子様の結婚式だけでなく、ご家族のお祝い、記念日のお食事、パーティー、クルーズ旅行、豪華列車の旅など、さまざまな機会にお召しいただけます。
着用する場面に合わせて、アクセサリーやバッグ、羽織物を変えれば、同じドレスでも違った雰囲気を楽しめます。
また、ご自身の体型や身長に合わせてサイズを整えられることも、購入ならではの魅力です。
「結婚式の一日のための衣装」ではなく、これからの人生の特別な時間に寄り添う一着として選ぶことができます。
1.結婚式のあとに着たい場面を考える
留袖ドレスを購入するときは、まず結婚式のあとに、どのような場面で着たいかを考えてみましょう。
例えば、
・ご家族の結婚式や記念日
・ホテルでのお食事会
・祝賀会やパーティー
・クルーズ旅行のフォーマルディナー
・豪華列車でのお食事
・海外での会食やレセプション
・演奏会や舞台などの衣装
などがあります。
着用したい場面がある程度決まると、ドレスの華やかさや丈、袖のデザイン、合わせる小物なども選びやすくなります。
結婚式では品格のある装いを楽しみ、その後はアクセサリーや羽織物を変えて、旅行やお食事に着て行く。そのような楽しみ方もできます。
留袖ドレスが活躍する場面については、「Part 8:結婚式だけではもったいない。留袖ドレスが活躍する5つのシーン」でも詳しくご紹介しています。
2.流行だけでなく、長く似合うデザインを選ぶ
長く愛用するためには、そのときの流行だけではなく、ご自身らしく着られるデザインを選ぶことが大切です。
ドレスだけを見て決めるのではなく、実際に試着して、
・お顔まわりが明るく見えるか
・柄の位置が体型に合っているか
・全体のシルエットが美しく見えるか
・後ろ姿もきれいに見えるか
・自分らしいと感じられるか
を確認してみましょう。
着物地は、同じ黒地でも、柄の色や大きさ、金彩や刺繍の入り方によって印象が大きく変わります。
写真で見たときと、実際に身にまとったときで印象が変わることもあります。
できるだけ試着して、ご自身の表情まで明るく見せてくれる一着を選ぶのがおすすめです。
3.立ち姿だけでなく、座ったときや歩くときも確認する
結婚式やお食事会では、立っている時間だけでなく、椅子に座ったり、会場内を歩いたりする時間も長くなります。
試着の際には、鏡の前に立った姿だけで判断せず、実際に座ったり歩いたりしてみましょう。
確認したいポイントは、
・座ったときにお腹や胸まわりが苦しくないか
・腕や肩を無理なく動かせるか
・裾を踏まずに歩けるか
・階段の上り下りがしやすいか
・長時間着ても負担が少なそうか
などです。
美しく見えることはもちろん、無理なく動けることも、長く着続けるための大切な条件です。
サイズを選ぶときに確認したい寸法や、身長とヒールの高さについては、「Part 9:留袖ドレスのサイズ選び|自分に合う一着を選ぶポイント」で詳しくご紹介しています。
4.手持ちの靴やアクセサリーと合わせやすいか
留袖ドレスは、合わせる小物によって印象を変えられます。
結婚式ではパールなどの上品なアクセサリーを合わせ、旅行先のディナーでは少し華やかなアクセサリーを選ぶなど、着用する場面に合わせてコーディネートを楽しめます。
購入するときには、
・手持ちの靴と合わせやすいか
・バッグやアクセサリーを替えて楽しめるか
・ジャケットやボレロを合わせられるか
・結婚式以外でも華やかになりすぎないか
という点も確認してみましょう。
小物を替えながら着回しやすいドレスを選ぶと、活躍する機会がさらに広がります。
結婚式にふさわしいアクセサリーや、華やかになりすぎない合わせ方については、「Part 5:留袖ドレスに合わせるアクセサリー選び|上品に華やぐコーディネート」もご覧ください。
5.自分に合ったサイズへ調整できるか
ドレスは、同じ号数でもデザインによって着用感が異なります。
バスト・ウエスト・ヒップだけでなく、身長、肩まわり、ドレス丈、当日履く靴のヒールの高さなども確認することが大切です。
KIMONO文珠庵では、大阪店・東京銀座店で実際にご試着いただけます。
裾上げやウエストまわりなど、ご購入後のお直しにも対応しています。
お直しのできる範囲や料金は、ドレスのデザインや元の寸法によって異なるため、ご試着の際にご相談ください。
ご自身の体型に合わせて整えることで、より美しく、安心して長く着られる一着になります。
6.お手入れと保管方法も確認する
正絹の留袖地を使用したドレスを美しい状態で長く着るためには、着用後のお手入れや保管も大切です。
一般的な洋服と同じように洗えるとは限らないため、ご自身で洗濯せず、購入時にクリーニング方法を確認しておきましょう。
また、長期間保管するときは、湿気や直射日光を避け、ドレスの形や柄を傷めないように保管します。
ドレスによって生地や装飾、仕立てが異なるため、その一着に合ったお手入れ方法を確認することをおすすめします。
一点ものだからこそ、心に残った一着との出会いを大切に
KIMONO文珠庵の留袖ドレスは、厳選した新品の正絹留袖地を使用し、国内の職人が一着ずつ丁寧に仕立てています。
着物は、同じ色に見えても、柄の配置や刺繍、金彩の表情がそれぞれ異なります。そのため、完成したドレスもすべて一点ものです。
「この柄が好き」
「着たときの姿が自分らしい」
「このドレスを着て出かけたい」
そう感じる一着との出会いも、購入を考えるうえで大切な判断材料です。
価格だけで比較するのではなく、着物地の美しさや仕立て、着心地、これから着て行きたい場所まで含めて選んでみてください。
レンタル・購入・オーダーメイドで迷ったら
留袖ドレスの選び方は、お客様によって異なります。
一度の結婚式で気軽に着用したい方には、レンタル。
完成したドレスの中に気に入った一着があり、結婚式後も着たい方には、購入。
ご自身の体型や希望に合わせた一着を作りたい方には、オーダーメイド。
という選択があります。
それぞれの違いについては、「Part 7:留袖ドレスはレンタル・購入・オーダーどれがおすすめ?」でも詳しくご紹介しています。
どの方法が合うか分からない場合は、ご着用日や用途、ご希望を伺いながらご案内いたします。
まとめ
留袖ドレスを購入するときは、結婚式当日の美しさだけでなく、その後にどのような場面で着たいかも考えて選ぶことが大切です。
自分に似合う柄やシルエットであること。
立っているときだけでなく、歩いたり座ったりしたときにも無理なく過ごせること。
手持ちの靴やアクセサリーと合わせやすく、ご自身の体型に合わせたサイズ調整ができること。
こうした点を一つずつ確認することで、結婚式のあとも長く愛用できる一着を見つけやすくなります。
KIMONO文珠庵の留袖ドレスは、新品の正絹留袖地を使用し、国内の職人が一着ずつ丁寧に仕立てた一点ものです。
「この柄が好き」
「着たときの自分が一番きれいに見える」
「このドレスを着て、また出かけたい」
そう思える一着との出会いを、どうぞ大切にしてください。
お子様の結婚式をきっかけに選んだ留袖ドレスが、ご家族のお祝い、記念日のお食事、パーティー、そして旅先での特別な時間へと、これからの人生に長く寄り添う一着になるかもしれません。
今回で、「結婚式のお母様のための留袖ドレスガイド」は最終回です。
留袖ドレスの格式や着心地、サイズ選び、レンタルの流れ、結婚式までの準備、両家の装いなど、全13話にわたってご紹介してきました。
これまでの記事が、結婚式を迎えるお母様の不安を少しでも軽くし、ご自身らしい一着を選ぶためのお役に立てましたら幸いです。
次回からは「人生を楽しむ、旅と着物ドレス」
次回からは、新しいシリーズ「人生を楽しむ、旅と着物ドレス」をお届けします。
クルーズ旅行や豪華列車、ホテルステイ、海外旅行など、いつもより少し特別なおしゃれを楽しみたい旅の場面に合う着物ドレスをご紹介します。
購入できる着物ドレスから、お手持ちの着物を活かしたオーダーメイドまで。
50代・60代・70代の大人の女性が、自分らしくこれからの人生を楽しむための装いをご提案していきます。
どうぞお楽しみに。
留袖ドレスシリーズ
・第1話:結婚式の母親が留袖ドレスを選ぶ理由
・第2話:留袖ドレスは結婚式で着ても大丈夫?格式が気になるお母様へ
・第3話:着物は好き。でも一日中着るのは大変…。そんなお母様に選ばれている留袖ドレス
・第4話:「お母さん素敵!」と言われる留袖ドレス|実際のお客様の声から
・第5話:留袖ドレスに合わせるアクセサリー選び|上品に華やぐコーディネート
・第6話:夏の結婚式でも快適。留袖を諦めていたお母様へ
・第7話:留袖ドレスはレンタル・購入・オーダーどれがおすすめ?
・第8話:結婚式だけではもったいない。留袖ドレスが活躍する5つのシーン
・第9話:留袖ドレスのサイズ選び|自分に合う一着を選ぶポイント
・第10話:留袖ドレスの試着からレンタル・返却までの流れ
・第11話:結婚式までに何を準備する?留袖ドレスのお母様向け持ち物チェックリスト
・第12話:新郎母・新婦母の服装は揃えるべき?両家の装いを合わせるポイント
・第13話:留袖ドレスを購入するときの選び方|結婚式後も長く愛用できる一着を(この記事)
結婚式のお母様に、留袖ドレスという選択を
KIMONO文珠庵では、新品の正絹留袖地から仕立てた留袖ドレスを、レンタル・販売・オーダーメイドでご用意しています。
「自分に似合うデザインを見つけたい」「結婚式にふさわしい装いを相談したい」という方は、まずは結婚式のお母様向け留袖ドレスの特徴や選び方をご覧ください。
大阪店・東京銀座店では、実際に留袖ドレスをご試着いただけます。
ご希望の着用シーンやお悩みを伺いながら、レンタル・購入・オーダーメイドの中から、お客様に合った一着をご提案いたします。
[結婚式のお母様向け留袖ドレスについて]
[レンタル・購入できる留袖ドレス一覧]
[大阪店・東京銀座店でのご試着・来店予約]